子育てで目の当たりにする、自分の嫌なところ。

夕方に自分のキャパを越えてしまって、鬼ババと化してから、子どもたちが寝静まるまで、心を取り戻せなかった昨日。

鬼ババとなった原因は、保育園から帰ってきたあとのお外遊びで、時間のお約束が守れなかったことでした。

お仕事でお迎えが遅くなってしまったので、今日だけはおかばんのお片付け後でいいよと遊びに行かせました。

デスクワークで頭を使って、夕方は２歳の爆走ストライダーを全力で追いかけ回して、ヘトヘト。

おうちの中は、デスクはまだお片付けができていなくて、おかばんも玄関にそのままだし、

洗濯の片付けも、ごはんの用意もまったくできてない状態で、母のタスクは山積み。

おまけに明日のレッスンの準備もまだ終わってない！

そんな状況での、二日連続の約束時間の４０分オーバーに、わたしの沸点は超えてしまいました。

「何回同じこと言わせるの？」

「いい加減にして！！！」

「もうお外遊びはなしにするからね！」

本当は言いたくない言葉の数々が、どんどん口から出てきて止まらなくて。

上の子がただ純粋にまだ遊びたいだけということも、下の子が言っても分からないことも分かっています。

子どもたちの行動ではなくて、わたしの状況が焦りと怒りを生んでいることも、冷静になれば分かります。

それでも理性が保てずに、大声で怒鳴ってしまうことがたくさんある。

そして一度高ぶった感情を、なかなか元に戻せなくて、頭ではこうありたいのに、心がついていかない。

怒りを表に出さないとか、謝られたらすぐ許してあげるとか、(←すぐ許せない人。笑)、

すぐ切り替えてごはん作りにとりかかるとか。(←昨日は夕飯作りも放棄しました。笑)

頭の中には、理想の親の振る舞いがあるのに、現実は真逆の振る舞いをしてる自分に、心底嫌気がさしました。

理想と現実のギャップを目の当たりにして、分かっているのにできない自分が情けなくて。

子育てをしていると、自分の嫌な部分、ダメな部分と向き合うことがたくさんあります。

親だってひとりの人間だから、イライラしても当たり前。

人にはそんな風に言えるのに、自分ごととなるとなかなかうまく噛み砕けないものですね。

昨日はめずらしく子どもたちが寝静まるまで切り替えることができずに、夜に寝顔を見ながら、申し訳なさと情けなさに打ちのめされて、

気休めにと思って読んだ育児本に、とどめの一撃を刺されました。（笑）

それを見兼ねた旦那さんが話を聞いてくれたので、「理想のお母さん像」は一旦置いておいて、正直な気持ちを打ち明けてみることにしました。

おかばんのお片付けは妥協して遊びに行かせてあげたから、約束の時間は守ってほしかったこと。

本当は怒らずに存分に遊ばせてあげたいのに、それができない自分に自己嫌悪になったこと。

夕飯にはパスタを作りたかったこと。

怒りたくないのに怒ってしまって、しかもそれが止まらなくて、辛かったこと。

お仕事しているのは同じなのに、やっぱりわたしの負担が多くて、ずるいと思ってしまうこと。

完璧主義を手放したいこと。

こんな風に正直な気持ちを口に出してみたら、涙がポロポロ溢れてきました。

そして、自分の子どもさや情けなさに直面すると同時に、少し俯瞰してみることで、自分の人間臭さがなんだか愛おしくもなりました。

思い通りにいかないのが子育てだけど、思い通りに行かないことにストレスを感じるのも人間だよな。

そう思えたら、なんだか気持ちがとても楽になりました。

子育てをしていると、自分の嫌な部分と向き合って、苦しくなることもあります。

いいお母さんでいられないことも、たくさんあります。

けれど、人間味があっていいし、時には間違ってもいい。

もし自分が間違ったとき、悪かったと思うときは、正直に謝って修正していく。

そんな姿を見せていけれたらいいかなと思いました。

そして、自分の嫌な部分も愛おしみながら、そして、少しずつ理想に近づけるように模索しながら、子育てをちゃんと楽しみたい。

怒って、泣いて、落ち込んで。何かと激しい一日でしたが（笑）、一日の終わりは、そんな気持ちで眠りにつくことができました。

いろんな思いや感情の中で葛藤するお母さんたち、毎日本当におつかれさまです。

自分に嫌気がさすこともあるかもしれませんが、こんな風に怒って、泣いて、落ち込んで、悟りを開きながらもがいてる母がここにもいることを、忘れないでくださいね♡（笑）

感情のデトックスができて目覚めた朝は、とても晴れやか。

今日もステキな日を過ごしましょうね♩

では、今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。