新年のごあいさつ♩「お屠蘇」をいただいたお正月と、今年の目標と。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
素敵な一年の幕開けにふさわしく、お屠蘇とお雑煮をいただいた元旦の朝。いつもお世話になっている三河みりん様から、屠蘇散をいただいたので、今年はじめて、大みそかに仕込んでいただきました。
お屠蘇とは、お正月に無病息災の願いを込めて飲まれる、「屠蘇散」という数種類の生薬を浸して作られたお酒です。伝統製法の本みりんで作るお屠蘇は、甘く口当たりがよく、古来より用いられていたそうです。
お正月に、お雑煮をいただく前に年少者から順に飲む、というしきたりがあるそうです。みりんについて学びを深めていなかったら、知らなかった文化。こういった素敵な日本の文化をもっと知って、少しずつ楽しみたいなと思います。
ご近所の蔵元様、白扇酒造の屠蘇酒と飲み比べながら、お雑煮をいただきました。ハーブの香りとみりんの甘さがとってもおいしくて、ついつい飲み進めてしまいそう。(笑)
みりんのおいしさに改めて、感動した2021年のはじまり。今年の目標のひとつである、「暮らしをたしなむ」に、ぴったりの朝でした。
2日目には、屠蘇酒を入れたチャイを作りました。ぽかぽかおいしい邪気払い♩お屠蘇チャイ、とってもおいしかったです。お屠蘇もスイーツにも使えそうだなぁと、妄想が膨らみました。(笑)
そして、元旦と2日は、食べたいものだけの気まぐれおせちをお供に両家へ。家族とごちそうを囲みながら、ゆっくりと過ごしました。
みりんとてんさい糖の黒豆、柚子の風味たっぷりのなます、サツマイモのレモン煮、醤油麹の鶏チャーシューを作りました♩
喜んでもらえてうれしかった。わたしはやっぱりお料理が大好きです。
2021年、叶えたいことはたくさんあるけれど、一番の目標は、「今しかないもの」をちゃんと味わって暮らすこと。季節の食事や行事とか、子どもたちとの時間とか、そんな今しかない暮らしをたしなみたいなと思います。
あとは、家族とか友だちとか仲間とか、人との「つながり」をより一層大切にしたいな。
一年のはじまりに、どんな一年にしたいか、何を叶えたいか、考えるのが大好き。
思い通りにいかないことも、人生にはたくさんあるけれど、自分が叶えたい未来を描くことは、いくつになっても続けていきたいなと思う。
そして大切なのは、計画通りに進めること、目標を達成することではなくて、俗に言う正しさでもなくて、どんな状況も、どんな自分も、自分の中で正当化して、前を向いて笑えることだと思う最近です。
優しいお母さんでいたいのに、子どもに大声で怒鳴ってしまったときも、食事を整えたいのに、乱れまくりのときも、立てた計画性が全然思い通りにいかないときも。
どんな時も自分にやさしくいてあげたい。
それがきっと、目標を達成するための近道になるはず!そんな風に思います。
2021年、大好きな人たちも、自分も、健康で、心穏やかで、幸せな一年を過ごせますように。
今年もこんなわたしと、「みりんスイーツと発酵食」minamoto食堂を、よろしくお願いいたします。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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