1/7、七草粥をいただきました。
今日は1/7。「人日の節句」といって、ひな祭り、端午の節句、七夕、重陽の節句と並ぶ、五大節句のひとつです。
この日は、今年も健康でありますようにと、無病息災を願って、生命力みなぎる春の七草、「セリ」「ナズナ」「ゴギョウ」「ハコベラ」「ホトケノザ」「スズナ」「スズシロ」を入れて炊く、七草粥をいただきます。
そのやさしい味わいは、年末やお正月、ごちそう続きで疲れた胃腸をやさしく労わり、心までほっとさせてくれます。
この風習を知ったのは、インナービューティーダイエットを学んでから。3年ほど前になります。
インナービューティーダイエットの学びは、腸を整えて美しくなるという食事法だけでなく、季節を感じて暮らすことの豊かさも、わたしに教えてくれました。あらためて、人生の起点だったなぁと、しみじみ思います。
本当は朝にいただくそうなのですが、今回わが家では、みんながそろって食べられる、夜にいただきました。醤油麹のきんぴらごぼう、明太だし巻き、わかめたっぷりのおすましをお供に♪
絶賛お正月太り真っ最中、顔はおもちのようにまんまるなわたしの、疲れた胃腸に染み渡りました。笑
大人になった今でこそ、おいしいと感じる七草粥ですが、子どもたちにはやっぱり不評。今日も「これおいしくない!」と言われてしまいました。笑
うん、そうだよね。わかってる。やさしい味わいの裏を返せば、青臭くて味気ないお粥だよね。お母さんも子どものころに出されたら、きっと文句言ってたと思う。笑
それでも、今の君たちからしたら、おいしくないかもしれないこのお粥を、母は来年以降もめげずに出し続けるよ。
日本の素敵な伝統食を伝えたいし、たとえおいしくなくとも、家族で七草粥をいただく食卓の、あったかい記憶を残したい。
子どもたちがこの七草粥がおいしいと感じるようになったとき、「この日はお母さんがつくる七草粥を、おいしくないって言いながら、家族みんなで食べたよな~」なんて、くすっと笑いながら話せるような、そして同時に、心がほっとあたたまるような、そんな食卓の思い出を、たくさん作ってあげたいなと思います。
- 1/11は鏡開きでおぜんざい(これは喜びそう!)
- 1/15の小正月は、小豆粥(これは不評そう。笑)
を作るからね~!!!
みなさんは七草粥、食べられましたか?食べた人も、食べていない人も、このブログを読んでくださるすべての方が、今年一年健康でありますように。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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