母の日にわたしが本当に欲しかったもの。

昨日は、母の日でしたね。

産んでくれたお母さんに感謝する日、そして、お母さんにしてくれたことを感謝する日。

ありがとうが溢れる、素敵な一日ですね。

けれどわたしは、そんな素敵な日に、ひとり悶々とした気持ちでいました。

「わたしには何もない」

わたしもお母さんなのに、わたしには何もないのかな?と悲しい気持ちになりました。

わたしは父の日、毎年用意してるのになとか、あの子はお花もらってるのになとか。(笑)

行事ごとは楽しいけれど、時にこういった寂しさを生むことも少なくないですね。(笑)

こういう気持ちを抱えてるお母さん、意外とたくさんいるのかなと思う。

けれど、わたしも今年、毎年抱えてたこの寂しさを、勇気を出して、素直に打ち明けてみることにしました。

そうしたら、旦那さんが「そこまで気が回らずに、本当にごめんね」とプレゼントをくれました。

酒を飲んだあとだったのですが、わたしが子どもたちとお昼寝をしてる間に、歩いて買いに行ってくれたみたい。

わたしはその気持ちと行動がうれしくて、なんだか泣けてきてしまいました。(笑)

母の日に、わたしが本当に欲しかったもの。

それは高価なプレゼントじゃない。

100円のカーネーションでも、ドリップコーヒーひとつでもいい。なんなら肩たたき券とかマッサージ券でもいい。

母として、大切にされているという実感が欲しかったのだと気がつきました。

大切にされたい、感謝されたい。

どこかで見返りを求めてる自分が嫌になることもある。

けど、それがわたしのほんとうの気持ちでした。

だから、ちゃんと伝える。

これをしてみて、本当に良かったなと思いました。

そして、あらためて大切にしたいことにも気がつきました。

  • 大切にされたいなら、まず自分から大切にすること。
  • 感謝されたいなら、まず自分から感謝すること。
  • 特別な日だけじゃなくて、なんでもない日常から。

それができたら、とても幸せな循環が生まれると思います。

けれど、そう分かってはいても、それが常にできないのが人間。

だから大切なのは、

  • その意識を持つこと。
  • それを心の柱、自分の軸にすること。
  • ブレない自分じゃなくて、ブレても戻ってこれること

だと思います。

自分の気持ちに素直になったことで、本当に欲しかったものや、大切にしたいことがまたひとつわかりました。

どんな自分にも素直でいよう!

そう思えたことに、心からありがとうが湧いてきた。

自分の気持ちに正直になって、すねるのではなく、素直に伝えたことで、最終的にはとても素敵な母の日を過ごすことができました。

大人になるとどんどん難しくなっていく、「素直になること」。

これからはちゃんと、自分の軸に組み込んでいこうと思います。

では、今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

PROFILE

maho.tanabe19
maho.tanabe19田辺 真穂
「みりんスイーツと発酵食」minamoto食堂主宰/インナービューティープランナー

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