あらためて振り返る、みりんスイーツと過食とわたし。
先日、とても素敵なカメラマンさんにお願いをして、写真を撮っていただきました♩
改めていただいたデータを見てみると、わたしは本当に本みりんが好きで、みりんスイーツが好きで、台所が大好きなんだなぁと、写真の中の自分からひしひしと伝わってくる。(笑)
メイク・撮影をしてくださったえりこさん、本当にありがとうございました^^
えりこさんのインスタグラムはこちら とても素敵なカメラマンさんです♡
みりんスイーツ作りをはじめてから早4年。
“好き”から生まれるパワーと原動力は、本当にすごいなぁと、実感している最近です。
今日は、写真を撮ってもらったいい機会に、「みりんスイーツとわたし」をテーマに振り返ってみて、みりんスイーツが過食で悩んでいたわたしを救ってくれた、そんなお話を書きたいと思います。
みりんスイーツは、昔ながらの伝統製法で丁寧に作られた、本みりんを煮詰めたものを甘さに活用して作ります。
(わたしはインナービューティーや地球環境への要素もプラスして、小麦・動物性・白砂糖不使用で作っています^^)
伝統製法で作られた本みりんは、もち米・米麹・焼酎(米焼酎のものが多い)からできていて、原材料のすべてがお米であり、みりん造りにはたくさんのお米が必要なので、戦争時代はぜいたく品とされ、みりん造りが禁止された時期もあったほどでした。
今が、3食食べるのもままならない戦争時代だったら、おやつをみりんを使って作るなど、言語道断。
そんな貴重でぜいたくな本みりんを煮詰めてスイーツに活用しているわたしは、きっと処されていたと思います。(笑)
けれど、みりんスイーツを作りはじめて、みりんについての知識を深め、こういった事実を知ったからこそ、みりんを使ってスイーツを作れること、みりんを煮詰めている瞬間には、感謝やありがたさに溢れます。
少し話はずれますが、以前わたしは、甘いものの過食に悩んでいました。
長男の出産後、慣れない育児、母乳による食欲、睡眠不足など、いろんなストレスが重なった上で、自分の時間などほとんど取れなかったり、出産前のような発散は叶わなかったり。
そんな行き場のないストレスが、過食となって現れていました。
ご飯をゆっくり食べたい、まとまって眠りたい、トイレを一人でゆっくり済ませたい。
生まれたての赤ちゃんの育児は、そんな基本的な欲求さえ満たされない状況下です。
そんな中で、一番手っ取り早く自分を満たせる方法はやっぱり「食」。
そこに向かってしまうことは、冷静に考えたら、ごく自然のことだなと、今なら思えます。
だからもしわたしのように過食に悩んでいる方がいたら、それは自然なことです。自分を責めないであげてくださいね^^
わたしが過食を克服したできた一番の要因は、自分の欲求を満たしてあげることに意識を向け続けたことです。
これが一番難しいことでもありますが、今できる範囲で、自分の欲求を満たしてあげることの優先順位を上げる。
まず、これが絶対的に一番です。
それを踏まえた上で、わたしが感じているもうひとつの要因があります。
それは、冒頭でもお話しした、みりんスイーツを作りはじめてから生まれた、「感謝の気持ち」です。
過食に悩んでいた時期は、甘いものならなんでもよくて、それがどうやって作られたのか、どういう思いで作られたものなのか、考えることもなかったし、思いのこもった商品を選ぶこともしていませんでした。
だから、「感謝の気持ち」を感じて食べることがなかったのです。
けれど、みりんスイーツに出会い、それが何からどのように作られているのか、そこにどれだけの労力と時間が費やされているのか、どんな思いがこもっているのかを、どうゆう経緯でわたしの手元に来ているのか。
そんなことを考えるようになったことで、心の底から「ありがたさ」を感じるようになりました。
そして、ありがとうの気持ちでスイーツをいただくようになってから、一切れで心が満たされて、自然とたくさん食べたい!と思うことがなくなったのです。
(一切れで十分お腹が満たされていることにも気づけました!笑)
なので、質の良いものを食べるということは、体だけじゃなく、心の面でも大切だと思います。
過食は、心の穴を埋めるための行為です。
だから、それを治すためにはまず、
- どうして心に穴が空いているのか、気づいてあげること。
- その心の穴を違う形で埋めてあげる方法を考えること。
- そのために自分の欲求に目を向けて、どんなに小さくても自分の望みを叶えてあげる習慣をつけること。
- ちゃんと自分の心を満たしてあげることの優先順位を上げること。
これが大前提です。
その上で、みりんスイーツは、わたしのその心の穴の一部を、「感謝と豊かさ」で満たしてくれました。
罪悪感に苛まれながらスイーツを口に放り込むように食べていたわたしが、こんな風に幸せにスイーツを楽しめるようになったのは、みりんスイーツとの出会いのおかげです。
過食から救ってくれた救世主のような存在。そりゃ思い入れも強くなるよなぁと、改めて思います。(笑)
これからも、この感謝の気持ちとともに、みりんスイーツを届けていきたいなと思います。
写真にある、小麦・動物性・お砂糖不使用みりんスイーツメニューが学べるレッスンに関しては、今はわたしが開催するリアルタイムでのレッスンはお休み中ですが、動画レッスンは随時受付中^^また、認定講師となってくださっているインナービューティープランナーさんが、全国で開催してくださっています。
全国で開催されているレッスンは、「みりんスイーツレッスン」又は、「inner beauty 本みりん lesson」で検索してみてくださいね^^
minamoto食堂の最新レッスン情報は、公式LINEにて配信しています。
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こちらの電子書籍の発酵食のレシピやコラムが、たくさんの方の食卓と心を豊かになるヒントになりますように。
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