今日は節分!2月も行事食を楽しむ♩

あっというまに2月に入り、今日は節分ですね!

節分は「2月3日」というイメージが強いですが、今年は「2月2日」。2月2日に節分が来るのは、124年ぶりだそうですよ。

実は、節分も土用と同様年に4回あって、昔は季節の分かれ目の「立春、立夏、立秋、立冬」の前の日が、すべて節分(=季節を分ける)とされていました。

旧暦では、立春が春の一年の始まりとされていたので、大きな節目にあたる春の節分に重きを置かれるようになったのが、室町時代頃から。年賀状に「迎春」「初春」などと書くのは、立春が元旦だった名残りだそうですよ。なるほど〜!と納得です。(笑)

大晦日に当たる春の節分に豆を蒔くのは、一年の最後の厄払い、邪気払いの行事だったんですって。日本の暦って奥深くて、季節を楽しむ食卓や暮らしを知るのが本当に楽しくて大好き。

最近はこんな絵本も買いました。子供と一緒に見れるので、とても良いです♪

そして、こちらはかねてからの愛読書。

こちらの本たちをお供に、今年はより一層、家族で行事食を一緒に楽しみたいなと思っています。

さて、節分の行事といえば、豆まき、恵方巻きを食べる、節分イワシなどがありますね。

豆まきは、病気や災害などの災いや、心の邪気を払います。豆を蒔いた後、歳の数だけ(もしくは歳の数+1)の豆を食べると病気にならず、長生きできると言われています。

恵方巻きは、その年の恵方(今年は南南東!)を向いて、一本をまるごとかぶりついて、最後まで黙って食べると縁起が良いとされていますね。

節分イワシは、その匂いを鬼が嫌うとされて、焼いたイワシの頭を柊の枝に刺した「ひいらぎイワシ」を玄関口に飾る風習があります。最近の我が家はイワシを食べるだけですが、昔、おばあちゃんが飾ってくれていたのを思い出しました。

当時は気に止めていなかったけど、おばあちゃんもこういった暮らしを大切にしていたんだなぁと、改めて今想いを馳せます。こういう記憶を子供達にも、たくさん残してあげたいです。

他にも、旧暦では大晦日にあたるので、大晦日と同様、年越し蕎麦を食べたり、お腹の掃除をしてくれるこんにゃく料理を食べたり、福茶と呼ばれる、お茶やお湯に福豆、昆布、梅干し、山椒の粉を入れて飲むお茶を飲んだりもするそうです。

わたしも今朝、はじめて福茶を入れていただいてみました。縁起が良くて、なんだかいい気分♪そしてとてもおいしかったです!

関東地方には、節分にけんちん汁を食べる地域があるそうで、昨日お鍋にたっぷりのけんちん汁を作りました。

今夜は、このけんちん汁と、焼きイワシ、大好きなお店でテイクアウトする予定の恵方巻きをいただいて、家族みんなで豆まきをしたいと思います。

できる範囲で心地よく、節分行事を楽しんで、良い一年にしたいですね。

また、明日3日は「初午(はつうま)」と呼ばれる日で、立春を過ぎた最初の午の日に、稲荷神社を参拝する習わしがあるそうです。稲荷神社では、豊作や商売繁盛を願って、お祭りが行われるそうですよ。

そして稲荷神社といって思い浮かぶのがおいなりさん。稲荷神の使いであるキツネの好物が油揚げなので、初午の日には油揚げに寿司を詰めたものを奉納したというのが始まりだそうです。

今日は恵方巻きは作らないので、明日の初午の日にはおいなりさんを作ろうかなと思っています。

歴史や由来を知ると、もっと暮らしが楽しくなる♪2月も季節に沿った暮らしを、楽しみたいと思います。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

PROFILE

maho.tanabe19
maho.tanabe19田辺 真穂
「みりんスイーツと発酵食」minamoto食堂主宰/インナービューティープランナー

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